「痛車にするためにステッカーを買った!」という方に待ち構えるのは、「いかにステッカーを綺麗に貼るか!」という試練!!
どうせステッカーを貼るなら、やっぱり綺麗に貼りたい!
ということで、今回は痛車ステッカーの特徴をお伝えしながら、「何に気をつけてステッカーを施工すべきか!」「ステッカーにシワが入ったらどうすべきか?」など、秘策をご紹介させて頂きます( ´∀`)
痛車ステッカーの特徴を確認だ
それではお勉強の時間です!
まずは痛車ステッカーの特徴を順番に確認していきますよ〜!
ステッカーはどんな素材でできてるの?
基本的に痛車ステッカーはどんな素材でできているか分かる人〜??
はい、正解は(早っ)←
塩化ビニール!略して塩ビです!!
塩ビ素材だからこそ、痛車ステッカーを貼る時にヒートガンを使用し、ステッカーを温め伸ばすことができるわけです(。 ・ω・))フムフム
「そうなん当たり前じゃん〜(*´・3・)σ」
そうなんです!
ここまでは当たり前なんです( -`ω-)!
伸ばしたステッカーは元の形状に戻ろうとする
ただし!
温めて伸びたステッカーに再度ヒートガンで熱を浴びせるとどうなりますか?
実際に三次曲面用シートの「カーラッピングシート」で試してみましょう!
Beforeはこんな感じ〜!
そして次に思いっきりステッカーを引っ張ってみました( *`ω´)
結構爪を使って伸ばしました!←
モアイみたいになりましたね!w
施工中、ここまでステッカーを痛ぶることはないかと思いますがw、本当に起こったらまず焦って泣きたくなりますね(´゚д゚`)←)
しかーし!
温めて伸びたステッカーに再度ヒートガンで熱を浴びせてみましょう!
ヒートガンの音:ボー…!!
ご覧の通り、(若干疲れた感が出てますがw)ほぼほぼ初めの状態にステッカーが戻りました!!
そうです!
伸びたステッカーに熱を加えると、縮んで元の形状に戻ろうとするわけです!
どんなステッカーでも熱を与えればいいってわけではなくてよ♡
ちなみに、ネットで発売されている安いシートを温めると、シートがチリチリになることが多々報告されています!
シートの素材や性質を確認せず、何でもかんでもやみくもにステッカーを温めることはしないように!
しかしながら、このステッカーの特徴をよく考えず痛車ステッカーを施工しようとしてしまう方が大変多いのが事実!
「ステッカーはとりあえずガンガン熱をかければいい〜」
「ステッカーを熱であぶせながら、伸ばして貼るのがいい〜」
という浅はかな考えではだめですチガ─ヽ(`・Д・´)ノ─ゥ!!
「熱を浴びせるとシートが元の状態に戻るってことは、車のフルラッピングはどうなっちゃうの( *`ω´)!?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが(笑)、実は三次曲面用の「カーラッピングシート」は高熱をある一定以上浴びせると、その形に形状記憶する能力があります!!
凹凸のある三次曲面に「カーラッピングシート」をおすすめさせて頂くのは、こういった形状記憶があるのも一つの理由です!
ステッカーの特徴を生かした施工の秘策
「Youtubeでプロの人がカーラッピングしていた動画を見たけど、ガンガンヒートガン使ってたよ!」という言葉を何回か聞いてきましたが…
プロはしっかりそれぞれの「シート(ステッカーの素材)」そして「ステッカーを貼る面積と形状」を理解して施工しています!!
やみくもにステッカーに熱を与えているわけでは決してありません(*゚。゚)ホーーッ!!
プロの施工様子を見ると「うわー!超かっこいい(σ´・v・`*|¨」とキラキラして見える気持ちはよく分かるのですが、知識なしに形から入るのは大変危険です!
ということで、今回は「ステッカー買った!→一発勝負!!」という大半の方に向けて、「これだけはしっかり押さえて施工頑張ってー♡」というエールを送りたいと思います!w
これからご紹介するポイントですが、「シート(ステッカーの素材)」そして「ステッカーを貼る面積と形状」によって効果的か否か変わります!
ステッカーの施工はケースバイケースということを念頭に起き、自分にあった施工方法を見つけましょう!
①ステッカーにシワができた時の対処法
ステッカーにシワが入った時、大抵の人は心が折れます←
わたくしは初めて痛車ステッカーの施工をしたのが、車のルーフでしたが、シワが入ってしまった時は心が折れたのなんのって…
逃げ出したい気持ちになりました (´;ω;`)ブワッ
しかーし!!!!
ここで試合終了のベルを鳴らしてはいけません(炎_炎)
このように、ステッカーにシワが入ってしまった時はまずシワが入る前までそっとステッカーを上げます!
気持ちが焦っていても、そっとステッカーを持ち上げることが重要です!
というのも、キャラクターに沿ってカットされた【切り抜き加工】ありのステッカーは、カットされた箇所がただでさえ切れやすくなってます!
勢いよくステッカーを上げると、↓のようにカットした箇所が切れてしましますorz
シワが入っていない箇所までステッカーを上げたら、今度はヒートガンの出番です!
シワが入ったところに熱を与えると…あら不思議♡
シートが元の姿に綺麗に戻りました!!
大半の方はヒートガンを持っていらっしゃらないと思います!
「これからもっともっとステッカーを施工していくぞー!」という方は、一台ヒートガンを買っても便利かと思いますが、「一回限りの施工」という方は、ドライヤーを使ってみて下さい♪
ステッカーを施工する上の大原則ですが…
基本的にシワはシワを呼びます( ゚皿゚)キーッ!!
シワは「ステッカーに無理をかけてできる跡」であり、さらにステッカーに無理をさせても可哀想です←
おさらいですが、ステッカーにシワが入ってしまった時は…
「あ〜もうシワ入ってもたわ〜!とりあえず力でねじ伏せようρ(`O´*)!」ではなく、
「ステッカー君よ〜♡無理かけてごめんね〜!ストレスを一回無くそう!」とステッカーを元の状態に戻してあげて下さい( ´∀`)
②ステッカーの貼り忘れがないか確認する方法とその対処法
恐らくほぼ全てのプロの施工がしていることだと思う事が…
ステッカー施工完了後に、ステッカーを(高温で)温める事です!
理由はいくつかあるのですが、まず皆さんにも活用頂けるポイントは「ステッカーの貼り忘れがないか確認できる」点です(*´ω`*)
「ステッカーを貼る」といっても、軽く撫でるように貼るだけではいけません。
必ず圧着させる必要があります!
そこで、ステッカー施工後にちゃんとステッカーが圧着されているか簡単に分かる方法が「ヒートガンで熱を与える事」なわけです!
もし圧着できていない箇所があると…気泡が膨張してぷくぷくとその箇所が膨らみます↓
ぷくぷくとしてきたら、すぐさまその気泡を潰しにかかるのではなくw、少し様子をみましょう!
もし気泡があまりにも大きくなり過ぎた場合、いくらエアー抜けの良い「カーラッピングシート」や「エアフリーシート」でも綺麗にエアーが抜けずシワを作ってしまいます。
こういう時は、針などをご用意頂き、穴を空けてあげましょう!
力強く針を刺すと、ボディーを傷付ける危険性があるので、取り扱いには十分ご注意を(o_o)
そこまで大きくない気泡であれば、指先でポンポンと叩くようにしてエアーを出してあげます♪
さてさて〜
ステッカー施工完了後に、ステッカーを温める次の理由は、ステッカーに形状記憶させるためです!
「ケイジョウキオク!?」と思われるかも知れませんが、簡単に言えば…
「ステッカー君、今貼ったその位置をこれからもキープしてね(๑╹◡<๑):」ってことですw
特に↓のように、凹凸がある箇所はこの形状記憶させる事が重要です!
使用するシートによってこの機能があるかないか、そしてその機能が強いか弱いかが異なります。
が!
例えば我々痛車ステッカー製作専門店で取り扱っているシートの中で言えば、三次曲面用の「カーラッピングシート」がこの形状記憶が最も強く優れています( -`ω-)ドヤ!
「カーラッピングシート」は他のステッカーよりも割高ではありますが、それだけ機能が充実しているわけです!
③気温が低い時にステッカーを施工する時の対処法
突然ですが、もし今寒い冬として「準備運動なしに外を走って下さい!」と言われたら、丁寧にお断りしますよね?w
ステッカーも同じです!!←どういうことw
つまり、ステッカーも人間と同じく、寒い環境だと糊が固まってしまい、シート本来の力が発揮されないわけです!
ちなみに、気温が低い時に無理やりステッカーを貼ろうとするとパキーンと気持ちのいい程綺麗に割れます←
…
というホラーにならないために♡
気温が低い時にステッカーを施工する時は、室内温度を上げるに越したことはないのですが、通常のガレージにはエアコンは付いてないと思うので…ステッカーをヒートガンで軽く温めて施工しましょうv(。ゝ∀・。)o
温め過ぎてしまうと、ステッカーがびろんびろんに伸び過ぎてしまうので注意が必要です。
さっと熱風を与える程度でステッカーの「ウォーミングアップ」をしてあげ、より施工効率を上げましょう!
ステッカーを貼るにも知識が必要!
何事もそうだと思いますが、「何となく」ではなく、きちんと知識を持って理解!
そして理解からの実践が不可欠です!
ということで、理想通りの痛車を目指すために、今回ご紹介した「ステッカーの特徴」と「施工の秘策」を理解した上で、施工に挑んで頂ければ幸いです(^^)
また、ステッカーを貼り終わったからといって、気を抜いてはいけません!
痛車ステッカーもきちんとしたメンテナンスが必要となるわけです ( ´・∀・)ノ ハーィ
「洗車ってどうしたらいいの?」「ワックスは付けていいの?」という方は、こちらのブログもマストチェックです!
痛車・痛バイクの正しい洗車方法って?ステッカーを長持ちさせる秘訣!
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