痛車のイベントに参加してみると、王道の車種を見かけますよね?痛車作りで人気の車種と言えば、やはりスバルのインプレッサです!
スバルインプレッサの痛車は人気!?
スバルのインプレッサ、略称インプでございますが、皆さんも一度はこの車種の痛車を見たことはあるかと思います。
インプレッサといいましても、タイプがたくさんあるわけですが、痛車乗りにはズバリWRX・WRX STIが人気トップです。
では、なぜここまで痛車乗りにインプレッサは人気があるのでしょうか?
痛車乗りに人気の理由①かっこいいデザインと大きな車体!
出典:http://vehicle123.com/archives/2433436.html
まずは、何と言ってもインプレッサ独特のかっこいいデザインです!
最近のインプレッサはそれに拍車をかけるように複雑なプレスラインを多様し、その造形の美しさは走る芸術車といっても過言ではないですね。
また、インプレッサの魅力の一つは車体の大きさです!タイプによって異なりますが、全長はなんと4mも超える迫力です!
ボンネットも大きいので、痛車には持ってこいです。
痛車はやはりステッカーもしくは塗装で見せるアートでございますので、車体が大きいということはそれだけデザインを大きく見せることができます。
アニメの世界観を車全体で表現できちゃうのは、痛車乗りにとっては大きな魅力なのです!
当然ながら、車体が大きいということは痛車をより目立たせることができるため、「目立ってなんぼ!」の痛車にとっては嬉しいポイントの一つでもありますね~!
痛車乗りに人気の理由②走りが良い!
出典:http://persocite.francite.com/PassionTuning/Wallpapers.html
痛車乗りは多くは、やはり車好きの方が多く走りにもこだわりが強いです。
そこで、車好きを唸らせることができる車、それがインプレッサなのです。
スポーツタイプのインプでなくても、その走りは力強いのが特徴です。
また、国内ブランドでは唯一の水平対向エンジンを使用することで、低重心による優れた走行安定性を実現しているのも特徴ですね。
スバルは富士重工のブランドでありますが、戦前には「中島飛行機」と呼ばれる航空機メーカーで戦闘機のレシプロエンジンを製造しておりました。
当時は、東洋最大の航空機メーカーとして日本の航空軍事を支えており、技術力の高さが伺えます!
出典http://www.ne.jp/asahi/airplane/museum/cl-pln/FR047P.html
また、車体が大きいにも関わらず、タイプによってはリッター16kmも走るのでビックリですね!
痛車デビューをされた方の多数は、痛車イベントにエントリーされますが、遠方のイベントにもエントリーする方も増えてきています。
そんな中、インプレッサのようなドライブが楽しくなる車は、痛車乗りにはたまりません!
痛車乗りに人気の理由③車体の色が美しい!
出典:http://forum.wrx.com.au/viewtopic.php?f=46&t=53079&start=240
スバルのインプレッサといえば…車体の色が何とも鮮やかで美しいですよね~!
「スバル=鮮やかな青色」とイメージされる方も多いのではないでしょうか?
フルラッピングの場合車体の色は見えなくなるので、車体の素の色はそこまで問題ではありませんが、キャラクターの切り抜きをしたステッカーやロゴを部分的に車体に貼るといった場合には、やはり車体の素の色は重要です!
ということで痛車を目的に車を購入される方は、車体の色にもこだわるわけですが、そこで魅力的に映るのはスバルの鮮やかなカラーです。
スバルの代表的なカラーといえば青色を連想される方が大変多いと思います。
一方、赤・白・黒も人気があります!
白色は洗練されたイメージに、黒色は落ち着いたイメージ…といったところでしょうか?
インプの痛車が完成!画像はこちら!
さて、そんな痛車乗りに人気のスバルインプレッサですが、我々も物語シリーズ仕様の痛車を製作致しましたのでご紹介です♪
一年間かけて製作されたこちらのインプ痛車ですが、順番としては両サイド(2014年)→ルーフ(2015年春)→フロント(2015年秋)となっており、遂にリア(2016年春)が完成致しまして、フルラッピング完了です!
ステッカー製作+デザイン製作+施工を一括で担当させて頂いていることもあり、思い入れのある痛車ですね~!
フロント
2015年痛G前に完成した念願のフロントがこちら!
こちらがステッカーを貼っていない状態と貼った状態のビフォアアフターです!
インプの特徴はあるものの、もはや全く別の車ですね(笑)。
このように、インプレッサはデザイン一つで別物に変身しやすいですね~!
このフロントのデザインポイントは、印刷したステッカーのみならず、既に色が付いたステッカーや色々な質感のステッカーを多様化して使用しているところです。
メリハリのあるデザインは、よりインプをかっこよく引き締めます。
このように複数枚のステッカーを組み合わせることは魅力的ではありますが、単純に貼付け工程が増えるので施工ではスキルが求められます。
両サイド
次は両サイドです!
両サイドのデザインを担当させて頂きました2014年当時、衝撃だったのはやはりこの両サイドで対照的な色を使ったところです!
左サイドが水色、右サイドがピンク色と目立つ色をチョイス致しました。
ルーフ
では、ルーフの画像を見てみましょう!
見えづらいので(笑)、秋葉原UDX駐車場ブログよりお写真を拝借…
さすが綺麗にお写真を撮って下さいますね~!
さて、このルーフのデザインのポイントは、黒色をベースにした赤色+黄色で攻めたところです。
両サイドで水色とピンク色を使用しているので、この2色で無難にまとめる…ということはあえてせず、パンチの効いた別の色を使用したことはある意味挑戦でした。
ルーフに黒色を使用すると、痛車全体がとってもかっこよくなるので大変オススメですよ~!
リア
最後に製作させて頂きましたパーツがリアです!
お客様曰く、ボンネットは春、右サイドは夏、そして左サイドは冬ということで、最後に足りないのは秋!
そんな秋を表現させて頂きましたのがリアのデザインです。
今回のデザインはお客様のご要望の秋のイメージと和のイメージを合わせてデザインを製作させて頂きました!
こちらの画像をご覧下さい。
秋のイメージは背景で表現しており、ここでは紅葉を表すたくさんの色を使用しています。
また古くから使われる伝統的な「和模様」を使用することで、和なイメージを生み出してます!
可憐・月火の二人が持つ明るさとカオスなイメージを和柄の世界で表現しました。
また、サイドとの境目には実は「江戸時代の書物の切れ端(劣化した状態)」を使用し、さらに和のイメージがアップです!
書物の切れ端とお気づきになられる方はいらっしゃらないかと思いますが(笑)、形一つとっても和のテイストを入れることにこだわりました。
インプレッサの痛車を作りたい方のアドバイス!
今まで見てきた通り、インプレッサの痛車は抜群に魅力的なわけですが、痛車作りで厄介な問題がございます。
それは、ズバリ痛車作りの予算です。
車体が大きく派手な痛車を作れる一方、その分ステッカーの使用メーター数もアップしてしまうので、一気に痛車を完成するには費用がどうしても高くなってしまいます。
では、インプレッサの痛車乗りの方はどのように痛車を作られているのでしょうか?
答えは、上でご紹介させて頂きましたオーナー様のように、約1年半という長期間で痛車を完成させているのです!
痛車作りではまず予算をしっかり立て、サイド→ボンネット→リア…といったように段階的にステッカーを貼っていくことをオススメしております。
一気には厳しくても、このように段階的に痛車を作り上げれば、低予算でもフルラッピングが可能なわけですね~!
インプレッサの痛車は、どこまで台数を伸ばしていくのでしょうか?
今年もインプは間違えなくキテます!