車に乗っている方にとって洗車は必須ですが、正しい洗車方法を皆さんご存知でしょうか?
特に痛車・痛バイクに乗られている方は、「ステッカーにあった」方法で洗車をして頂くことが重要です。
「痛車を洗車機に入れてもいいの?」「痛車の洗車はカーシャンプーを使っても大丈夫?」「どうしてステッカーの水垢は取れないの?」といった、日頃お客様から多く頂くご質問に、どどーんとお答えしちゃいます!
ステッカーを長持ちさせる秘訣とは??
痛車・痛バイクを洗車する際の基本事項
自分の痛車・痛バイクは大事で大事で仕方ないけど、どうやったら大切な愛車を守れるのか分からないという方は多いのではないでしょうか?
痛車は手洗いに限る!
痛車を洗車される際は、洗車機をご使用頂くことは基本的にはNGです。
洗車機では多くのブラシが高速で回転しており、回転しているブラシがステッカーの端部などを引っかけ、ステッカーを剥がす恐れがございます。
痛車を洗車される際は、洗車機のご使用はお控え頂き、必ず手で洗いましょう!
「毎回痛車の手洗いは辛いではないですか…」と思われるあなた!
ご安心下さい!!!!!!
どのオーナー様も痛車の洗車は楽しんでされているようですw
毛羽立つ布は使わずマイクロファイバーを使う!
痛車や痛バイクを洗車される際は、特にステッカーが細かく貼ってある箇所(カッティングステッカーや、切り抜き加工箇所など)に注意する必要があります。
例えばこんなステッカー箇所は洗車で注意が必要です↓
こういう細かいカットがされたステッカー箇所を洗車する際は、中心からカット部分に向かって洗車をして頂き
決してカット部分から中心に洗車をしてはいけません。
洗車の際に毛羽立つ布をご使用頂くと、糸がステッカーに引っかかってしまい、ステッカーが剥がれる原因となってしまいます。
そこで、オススメなアイテムは…
マイクロファイバーです!
参照:Amazon
マイクロファイバーとは、科学的に作られた8マイクロメートル以下のナイロンやポリエステルなどの繊維を組み合わせた合成繊維です。
細かいチリを繊維表面に取り込む性能を持つため、車の拭き取りにも使用されることが多いです。
一方マイクロファイバーといえども繊維が細かく鋭利なため、力強く擦ると車にギズが付くので注意して下さい。
炎天下の中での洗車はもっての外!
現在数多くのカーシャンプーが発売されておりますが、全てのカーシャンプーの取扱い説明書に、必ず決まって同じ注意事項が記載されているのをご存知でしょうか?
それがこちら↓↓
よく「天気がいいから洗車日和だ\(^o^)/」という言葉を聞きますが、実際は逆ですw
一番良いのは日が昇る前か、日が沈んだ後、日が陰っている時です。
ラッピングカーの正しい洗車方法
洗車=ステッカーのメンテナンスということで、より正しい洗車方法が、より長く綺麗なステッカーをご使用頂けます。
そこでまずは、洗車に必要なアイテムをご紹介!
- バケツ
- カーシャンプー
- スポンジ
- 拭き取り用マイクロファイバー
が最低限必要なアイテムとなります!
続いて洗車方法を見ていきましょう。
1.車の汚れを洗い流す
まずは車に付いた汚れを洗い流していきましょう。
ボディの隅から隅までくまなく洗い流します。
ホイールも洗い流していきましょう。
2.洗剤を泡立てよう!
まずは用意したバケツにカーシャンプーを注ぎましょう。
カーシャンプーを入れた次に、水をバケツに注ぎます。
水は勢いよく注ぎ、水の力でカーシャンプーを泡立たせます。
イメージとしてはお風呂に早く入りたくて、蛇口を思いっきり開く感じです。←
手でカーシャンプーを泡立てるのには限界があるので、水の力をお借りします。
4.スポンジを使って洗車開始!!
泡立てたバケツにスポンジを漬け、たっぷりと泡と水分をスポンジに含みます。
たっぷりと泡と水分を含ませたスポンジは絞らず、ボタボタ…と溢れるぐらいが◎!
洗車の大きなポイントの一つが、実はこのたっぷりと泡と水です!!!!
泡と水はクッションの役割を果たすため、洗車の際にステッカーを保護してくれます!
では、しっかりあわ立てたカーシャンプーを使って、優しくゆっくりと洗車していきましょう。
手には力を入れません!
ゴシゴシ洗うとステッカーが傷付くので、決してゴシゴシしないで下さい!
洗車は食器洗いではありませんよ〜。
イメージとしては、砂浜を手のひらで頑張って平らにしようとする感じですかね。
力を入れないで、そっと砂を平らにしますよね!
…
わ、分からない?
分かって下さーーーーい!
スポンジもマイクロファイバー素材のものが柔らかくてオススメです!
またなるべく、面積の大きなものが広範囲を洗えるため楽に洗車が可能です。
5.カーシャンプーを水で洗い流そう!
スポンジで全体をくまなく洗い終わったら、水で一気に洗剤を流していきます。
くれぐれも洗剤の流し残しがないように丹念に流していきましょう。
ここでもたっぶりの水を使いましょう!
この段階まで来ると、嫁から「綺麗にしてくれてありがとう(*´ω`*)」とお褒めのお言葉を頂けます。
洗車を通して嫁とコミュニケーション力を高めていきましょう!〜!←
よく、お客様から「痛車に高圧洗浄機を使っても、ステッカーは剥がれませんか?」というご質問を頂きますが、基本的に高圧洗浄機をご使用可能です。
一方で、高圧洗浄機を極端にステッカーに近づけて使用されたり、しっかり圧着されていないステッカー部分を攻撃すると、剥がれの原因となります。
6.ステッカー・車体に付いた水を拭き取ります!
ステッカー・車体に付いた水を、しっかり拭き取っていきます。
日向だと水がすぐに蒸発して水垢が残ります。
拭き上げは最後まで頑張って下さい。
正しい洗車方法を体験されたオーナー様
いうまでもなく、今回ご紹介させて頂きました「正しいラッピング車の洗車方法」は、こちらのオーナー様と洗車のプロフェッショナルにご協力頂きました。
【痛車フルラッピング】艦これ雲龍型航空母艦が九州に着艦!
ありがとうございました!
実際に体験されたオーナー様は、
と体感されていらっしゃいました!
雲龍型航空母艦は、日頃から大切に洗車してもらって幸せ者ですね〜!
痛車・痛バイクを洗車する際の注意点!
嫁が大事過ぎるが上に、日頃行っている洗車方法が実は間違っているかも!?
洗車に関する注意点はこちら!
ワックスとコーティング剤の使いすぎは×!
ステッカーにもワックスやコーティング剤は問題なくご使用頂けるということで、コーディング剤は痛車・痛バイク乗りには必須のアイテムです。
ワックスやコーティング剤を使えば、ステッカーはピカピカになります!
そもともワックスとコーティング剤の違いはなんでしょうか?
ワックス・・・カルナバなどのロウ(蝋)やオイル・有機溶剤で構成され油分が豊富に含まれたものです。
コーティング・・・シリコーンオイルが主原料のコーティング、シリコーンレジンおよびフッ素レジンが主原料のコーティング、ガラスコーティングなど、ワックスと異なり油分が含まれたもの、含まれていないものがあります。
引用:コーティングのはなし
その道の専門家ではないのでワックスとコーティング剤の詳細は割愛させて頂きます…。
さて、皆様が気になるのは「ワックスやコーティング剤をステッカーや車体に塗るとどうなるか?」ですが、簡単にお伝えさせて頂きますとワックスやコーティング剤をステッカーや車体に塗ると一枚の層ができます。
油分が含まれたものだと、その層が撥水性を生みます。
一見ワックスとコーティング剤の響きはよいですが、油分というものは均一に塗ることができません。
つまり、ワックスやコーティング剤で作られる層は、目では確認できませんがボコボコと波打っているわけです。
↑イメージですw
このボコボコした表面は厄介でして、この部分に水がたまりやすく、よってワックスやコーティング剤を使用する頻度が多すぎる=重ね塗りをすることは、表面のボコボコをさらに悪化させる行為であります。
人間も鷲や鷹のように視力がいいといいですよね〜
「お!そろそろコーティング剤の効力が切れてきたから、塗ろう!」
「お!この表面は凸凹してるから平らにせねば!」
みたいな、、、
よく痛車や痛バイクのオーナ様から
「どんだけ洗車しても、ステッカーの水垢が消えないんだよ!」
と嘆きの声が聞こえます。
水垢ができる要因は数多くあるので一概にいえませんが、一つの要因として考えらえるのが「ワックスやコーティング剤の重ね塗り」です。
塗る→表面がボコボコ→水垢ができる→塗る→水垢が守られる→さらに表面がボコボコ、、、
…
恐ろしい負の連鎖です。。。ぶるぶる。。。
ただここが複雑なところではありますが、ワックスやコーティング剤をステッカーに塗るとできる層がステッカーの色あせを軽減します。
そもそも色あせの原因は紫外線です。
よって、ワックスやコーティング剤は、ステッカーを紫外線から保護する役割があるわけです。
…
まとめますw
ワックスやコーティング剤をご使用頂くこと自体悪いというわけではありませんが、使用される頻度に気をつけて頂ければと思います。
また、撥水もできて、びっくりするぐらいステッカーがピカピカになって、ゴミまで落ちちゃう!というスーパーマンのようなワックス・コーティング剤は個人的にオススメできないかな〜と思います。
(スーパーマンには憧れますが、本当に無敵のスーパーマンがいたらある意味怖いですね〜
「君はなぜそんなに強いのか!」と。)
ワックスとコーティング剤のご使用に関しては、ご自身の判断にお任せ致します!
コーティング剤とワックスの重ね塗りに関しては、こちらのページで分かりやすくご紹介されておりますのでご参考下さい。
力を使って洗車は×!
先で既に触れましたが…
力を入れてゴシゴシ洗車をしてはダメです!
力を入れれば入れる程、ステッカーに磨きがかかる!というわけではありません。
ステッカーに関わらず、車体(塗装部分)も同じです。
力を入れすぎるとステッカーのラミを削ってしまうので、あくまでも優し〜く撫でるように洗車をして下さい。
高速道路に乗った後にフロントバンパーに虫の死骸が多く付く…ということもありますよね!
そんなとき、すぐに洗車すれば簡単に取れますが、放っておくと死骸がこぶりついてしまい、結果洗車しても中々取れなくなってしまいます!
また、車体が変色してしまう危険性もあるので、死骸が付いた際は豆にお手入れを!
正しい洗車方法で美しいステッカーを持続させよう!
ステッカーをより美しい状態で長くご使用頂くためには、日頃から洗車をして頂くことが重要です。
また、洗車をする=ステッカーの状態を確認することで、飛び石でステッカーが切れてしまったなどのトラブルに迅速に処置を取ることができます。
弊社では施工させて頂きました痛車や痛バイクのメンテンナンス・点検を無償でさせて頂いておりますが、オーナー様が日頃から洗車して頂いているかいないかはひと目で分かります。
ステッカーは数年にわたりご使用頂けるものです。
正しい洗車方法で、より綺麗な状態のステッカーを保ちましょう!