「痛車を作ろう!」というのは、一大決心!
もちろん折角作るなら、後悔なく理想的な痛車、痛バイクを作りたいですよねっ!
しかし!
これまで数千(もしかすると数万?)のお問い合わせ対応をしてきて見えてくるのは、やはり「痛車を作る前に知っておくべきことを知らない方がほとんど!」ということです!
痛車を作った後に、「えっ!そうだったんですか!知りませんでした!」という声がものすごーーーく多い!!!笑
ということで、今回は痛車デビューされたい方に向けて、痛車を作る前に本当に本当に…ぃぃぃいい!知って欲しいポイントを、ズバリお伝えさせて頂きます!
知っているのと知らないのとでは、天地の差!!
さぁ、皆さまはどこまでご存じでしょうか?
ステッカーの採寸方法が非常に甘い!
痛車デビューされる方に共通して見られるのが、そう「ステッカーの採寸方法が非常に甘い!」ということです!
その甘さときたら、いちごのケーキより甘いったらありゃしません!!!←
では、なぜそんなにステッカーの採寸方法が甘いのでしょうか?
「大体」のサイズで大丈夫だと思っている
日々たくさんのお問い合わせ・お見積もり対応をさせて頂いておりますが、実は「ざっくりとしたサイズで」「大体」「〜ぐらい」とサイズをご連絡頂く方が、本当に本当に多いです…!!
これは、あかんとです!!!←
実際我々が痛車のデザインをする際や施工をさせて頂く際は、ミリ単位まで細かくサイズを確認します!
「ミリ単位まで!?」と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、車という乗り物は大変障害物が多く、ちょっとのサイズの誤差で、デザインによっては切れてしまう可能性があります!
採寸は手間ではありますが、理想の痛車を作るためには、必ずサイズにはシビアになり、何度もサイズを確認することが重要です!
メジャーを追従させてサイズを確認していない
時々「こんな感じでサイズを確認しましたが、問題ないでしょうか?」といったように、車体にメジャーを置いたお写真をお送り頂く場合がございます。
しかし!
よくあるミスは固いメジャーを使って採寸しており、車体の凹凸に沿ってサイズが計測されていないことです!!
凹凸が激しい箇所であれば、ここで既に数センチの誤差が生じます。
ちなみに、我々が車体のサイズを確認する際は、必ず紙メジャーを使っています。
紙メジャーは車体に追従させてサイズを採寸できるほか、車体を傷つけてしまうリスクがないからです。
紙メジャーがない方は、是非まず100円ショップの手芸コーナーにお立ち寄り下さい。笑
とにかく安い!が最重要基準になってしまっている!
わたしも安いのが一番好きです。笑
安いに越したことがないというのは、皆さま共通の認識ではないでしょうか。w
ただ、痛車ステッカーは「とにかく安く作りたい!」だけを基準にしてしまうと、理想の痛車は作れません。
。。。
もしくは、一定期間ステッカーを貼れていたとしても、すぐにステッカーが浮いてきたり、剥がれてきたり、、、
結果、短期使用になってしまいます。
値段が違うのには、それ相応の理由がある。
これは痛車作りにおいてもいえることです。
「カーラッピングシート」は「カーラッピングシート」ではない!?
例えば!
弊社では「エアフリーシート」「カーラッピングシート」といったように、複数のシートを取り扱っております。
しかし、これらの名称は、シートの販売メーカーがそう名付けているわけではありません。
「エアフリーシート」「カーラッピングシート」という名称は、その特徴が分かりやすいよう、我々が名付けています。
ちなみに、販売メーカーがシートに付ける名称は、数値やアルファベットが羅列された、非常に覚えにくい名称ですw
よくお問い合わせで「ネットでカーラッピングシートを買いましたが、施工だけお願いできますか?」というご依頼が多々ありますが、ここでいう「カーラッピングシート」は(ほとんどの場合)我々が扱うハイグレードの「カーラッピングシート」ではありません。
(なぜ同じでないか判断できるかというと、そもそも「カーラッピング」に特化したシートで、ある程度の信頼や認知度があるものは、世界を見てもごく限られており、ネットで販売されるような安い値段ではほぼほぼ販売不可能だからです。)
痛車作り初心者の方は、「カーラッピングシート」と呼ばれるシートが、全て同じグレードの「カーラッピングシート」だと誤解されている方が非常に多いです!!
これはステッカーを作る前にしっかり理解しておいて頂きたい点です。
では、どうやって信頼できる「カーラッピングシート」か見分けられるのでしょうか?
結論をいうと、ネットの画像からではどんなシートか判断することは厳しく、よって実際にシートを見てみないと分かりません。
だからこそ、痛車を作る際は、ある程度制作実績のある、、、特にフルラッピングなどの制作実績が多いところが安心かも知れません。
一番安いシートを注文したはずが、、、!?
我々のサービス名が「痛車ステッカー製作専門店」という名前であるだけにw、我々はとにかく痛車作りに最適なシートを厳選しています。
そこで、二次平面用の「エアフリーシート」、そして三次曲面用の「カーラッピングシート」が一番人気のシートとなっております。
お値段でいうと、ご想像頂ける通り、二次平面用の「エアフリーシート」が一番お得なため、「初めての痛車作りだから、とりあえず一番安いシートで注文しよう!」という方が多いのですが、、、
施工をする側からすると「初心者の方であればこそ是非『カーラッピングシート』をご注文頂きたい…!!」と心で叫びたくなります。笑
ほぼ平らの箇所で、かつ1m以内のサイズのステッカーであれば、二次平面用の「エアフリーシート」でもおすすめできますが、それでも初めてのステッカー施工は何かと不慣れな事が多く、そう簡単に綺麗に貼れるというわけでは決してありません。
痛車作りでまさかの事故!?製作時に注意が必要なトップ3!
よく初めての痛車作りの方で、全長2m以上のステッカーを「エアフリーシート」で貼ろうと試みる方がいらっしゃいます。
そして、ステッカー施工が失敗に終わってしまい、その後「カーラッピングシート」で再注文を頂くか、もしくはそれに付随して施工をご依頼頂くというのも、これまたよくよくあるケースです!
これはシートだけでなく施工にも通じるところですが、、、
DIYで痛車を作りたい方は「まず可能な限りレベルを下げる=シートを三次局面用の『カーラッピングシート』にして、ステッカーはあまり大き過ぎないサイズにする」ことを意識して頂きたいです。
そして、施工の経験を積んだ上でレベルアップをして頂く方が、結果お得になります!!
これは数多くのお客様を見てきたからこそ、自信を持って言える事です!!
仕上がるステッカーがイマイチどんなステッカーか分からない
仕上がるステッカーがイマイチどんなステッカーか分からないので、オプションの【切り抜き加工】が必要かどうかが分からないという方が大変多いです!
痛車ステッカーは、看板用ステッカーと作られる工程は基本的に同じなわけですが、「イマイチどんな風に痛車ステッカーが仕上がるのか、そしてそれが本当に自分が作りたいステッカーであるのか」分からない方が多くいらっしゃいます。
ご安心下さい!!!
謎に包まれた痛車ステッカーの全貌を、ここで解き明かすと致しましょう、、、!!!!←
シートの元地は【透明シート】以外は白色です!!!!
よく、キャラクターの背景が透過されたpngデータを印刷すると、仕上がるステッカーも同じく背景が透明になるとお考えになられる方がいらっしゃいますが、、、
【透明シート】以外は、シートの元地は白色のため、背景は透明になりませんんんんんんん!!!!!
もっと分かりやすくいうと、【透明シート】以外のシートでは、透明部分は一切ありません!!!
一番想像しやすいのは、家庭用プリンターでA4の紙に何か印刷するイメージです。
A4の紙は普通紙であれば白色をしていると思いますが、いくらキャラクターの背景が透明のデータを印刷しても、この部分は紙の元地である白色になりますよねっ!
痛車ステッカーも全く同じです!
しかーし!
一点例外なのは、【透明シート】です!
名前の通り、こちらのシートはシートの元地が透明のため、印刷データに含まれる透明の部分はインクが噴かれない=透明の状態のまま残ります!!
上の写真でも、ステッカーが透けているのが見えますねっ!
印刷しただけの痛車ステッカーはどんなステッカー!?
印刷をしただけの痛車ステッカーは、必ず長方形(もしくは正方形)のステッカーになります!
上で見た通り、キャラクターの背景が透明の場合でも、必ず背景は白色の長方形ステッカーとなります!
「ボンネット全面をステッカーで覆いたい」「ハチマキを貼りたい」といった方は、この長方形の状態のステッカーで◎です。
一方で、例えば「キャラクターや文字のみステッカーとして貼りたい!」という方は、背景の不要な箇所を削除することが必要のため、オプションの【切り抜き加工】がおすすめとなってきます。
【切り抜き加工】というオプションは何をしてくれるとですか?
初めて痛車ステッカーをご注文頂く場合、オプションの【切り抜き加工】が一体どんなサービスなのか、ご存じ無い方も多くいらっしゃいます。
簡単にお伝えすると【切り抜き加工】というオプションは、ステッカーとして残したいキャラクターや文字に沿って、プロッターと呼ばれる機械がカットしてくれるサービスです。
【切り抜き加工】ありのステッカーと【切り抜き加工】なしのステッカーを比較してみて下さい↓
「よく【切り抜き加工】は別途費用が発生するので、自分でステッカーをカットすることはできますか?」というご質問を多く頂きます。
答えはYESです!
確かに、ステッカーはハサミやカッターをご使用して頂きカット頂くことは可能なので、ご自身で不要な箇所をカット頂くことは可能です!
ただし、【切り抜き加工】を注文するしないに関わらず、【切り抜き加工】ありとなしでは何がどう違うか抑えておくことが大切です。
カットの精密度が高い
まずご想像つきやすいのが、カットの精密度です。
カットラインを作成し、そのデータに合わせて正確にプロッターがカットするので、カットの精密度は非常に高いです。
特に!
描かれたキャラクターではなく、人物などのステッカーは、その境界線が大変分かりづらいため、綺麗にカットするのは至難の技です。
カット箇所が全て丸くなっている
次に、あまり知られていないポイントであり、個人的にはここが一番重要だと思う違いは「【切り抜き加工】では決して尖ったカットはしない」つまり「カット箇所が全て丸くなっている」点です!
【切り抜き加工】ありのステッカーですが、外周にフチが1〜2mm程度付き、またカットラインの角を丸めているため、尖ったカットがありません。
カットが丸いと何が良いのか?
それは、ステッカーを施工する際にステッカーを裂けてしまうリスクを下げることです!
尖った箇所は、ステッカーが大変裂けやすいです。
ご自身でステッカーをカットすると、どうしてもカット箇所が尖ってしまうため、よって「施工中、知らない間にステッカーが裂けていた、、、」という事態はよくよくある話です。
もちろん、ステッカーの施工経験が豊富で、かつカッター捌きに長けている方は、ご自身でステッカーをカットして頂くことも特に問題にならないかも知れませんが、痛車初心者の方であれば、間違いなく安全第一で【切り抜き加工】を検討してみるのがおすすめです。
スマホで画像を編集すると思わぬミスに気が付けない
近年どんどんスマホが便利になって、初めて痛車を作る方でもスマホを使ってデザインをする方が非常に増えています。
しかーし!
スマホで画像編集をしたばっかりに陥る失敗談がたくさんあります。。。
キャラクターの一部が切れ、輪郭はギザギザに、、、
つい今程、シートの元地は【透明シート】以外は白色であることをおさえました。
が!
このことを知らない痛車初心者の方は、「キャラクターの背景を無くせば、その部分は透明になる」と思い込んでいらっしゃる方が大変多く、よってなんとかご自身でキャラクターの背景を消そうと試みます。
確かにスマホのアプリでは、背景が簡単に削除できるものもありますが、必ずしも背景のみ綺麗に削除できるわけではございません!!!
例えばこちらの画像からキャラクターのみステッカーにしたいと思います!
そして、スマホを使って、背景の海を削除してみます!
タターン!!!!
「上手くいったわん!!」と思われる方も多いですが、アップで画像を見てみましょう!
もっと分かりやすいように、背景を赤色にしてみます!
な、な、なんとー!!!!
キャラクターの一部までも綺麗に削除されておりますw
この例からも分かる通り、スマホのスクリーンは小さいので、削除したくないキャラクターの一部がカットされていても、それに気付くことが実は難しいのです!!!
また、ほとんどの場合、スマホを使って背景を削除した画像は、キャラクターの輪郭がギザギザになっています!!!!
重要なポイントをお伝えします。。。
先述した通り、やはり一番綺麗なステッカーを作りたい場合は、【切り抜き加工】をご依頼頂くことが無難です。
が!
「もしお値段を可能な限り下げたい」という方で、ご自身で背景をカッターやハサミでカットする方は、元画像の状態でステッカーを制作することをおすすめします!!
最初で見たこの画像の状態で印刷をして↓
その後、背景をご自身でカット下さい!
大事なことなので、もう一度お伝えします。。。
キャラクターの背景をスマホのアプリで削除頂くと、キャラクターの輪郭がギザギザになったり、削除したくない部分まで削除してしまう場合もあるため、キャラクターのみを貼りたい場合は、背景をわざわざスマホのアプリで削除してステッカーにするメリットはありません!
元画像のステッカーは、もちろんキャラクターの輪郭も綺麗です。
よって、手切りをされたい方は、この綺麗な状態でカットを始めましょう!
「画像を合成するために、どうしてもキャラクターの背景を削除したいです…」
上で見た例は、キャラクターのみをステッカーにしたい場合でしたが、では背景・ロゴ・キャクターといった複数枚の画像を組み合わせてステッカーを作りたい方はどうしたら良いのでしょうか?
↑では、ピンクのグラデーションの背景に、その他の要素を上に配置したいと思います!
この場合キャラクターの背景を削除する必要がありますねっ!
(Photoshopなどのプロの画像編集ソフトを使う方は例外ですが)一番無難なのは、元々背景がない画像を組み合わせることです!
「そんなこと分かってるわーい!!!」と批判が聞こえてきましたが笑、ベストなのはやはりこの方法です。w
が!!
実際のところ、全部の画像が背景のないデータというわけにもいきません、、、
そのような時、別の選択肢は画像の合成自体を依頼することです!
弊社では、このオプションを【データ編集】と呼んでいます!
背景を削除するアプリを大変器用に使いこなされ画像を合成される方もいらっしゃるので、そういった方は問題ありませんが、「画像編集が苦手」という方はこのオプションがおすすめになります!
ここでのメリットは、「背景のみを綺麗に削除してもらえる」だけではなく、合成前のそれぞれのデータを画質補正しながら、作りたいステッカーサイズに合わせて画像を編集するため「最大限高画質のステッカーが完成」することも大きなメリットです!!
実は、我々痛ステにステッカーをご注文頂くリピーター様は、痛ステを選ぶ一番の理由に「完成する痛車ステッカーの画質がどこよりも綺麗」という点を挙げて頂いております!!!
折角作るなら、画質が粗くない高画質な痛車ステッカーが作りたいですよねっ!!
ちなみに、ご自身で不要な背景の画像を削除し、画像を合成したデータであるあるミスは、、、
上で見た「キャラクターの一部が削除されていたり、輪郭がギザギザになったりする」だけでなく、「削除漏れ!」が大変多いことです!
こちらの画像は「スマホのアプリで背景を削除したキャラクター」「花柄」「ロゴ」を配置した例ですが、赤丸が削除漏れの部分です!
あえて削除漏れが分かりやすいように、背景の色をピンクのグラデーションにしているため、この例ではすぐに削除漏れが確認できますが、、、
実際のところ、背景が黒っぽい場合は、こういった削除漏れをスマホ上で見つけるのは難しく、完成したステッカーが送られて来てびっくりー、、、!!
という方が大半です。
スマホのスクリーンは数センチですが、痛車ステッカーは数十センチ、もしくは数メートルと大変大きいサイズになります。
ステッカーになると、このような削除漏れは肉眼で確認できる大きさになるため、注意が必要です!!
痛車ステッカーはジャストサイズで作るもとだという思い込み…
キャラクターや文字の【切り抜き加工】したステッカーを貼るという場合ではなく、例えば「ボンネット全面をステッカーで覆いたい」「リアガラスをステッカーで覆いたい」といった場合、痛車初心者の方は高い確率でステッカーをジャストサイズで作られようとします!
が!
これが大きな間違いです。
ジャストサイズで作ってしまうとステッカーの持ち手部分がなくなってしまい、位置調整がしづらく理想通りに施工ができなかったり、ステッカーの端を巻き込めずステッカーが剥がれやすくなってしまったり、、、というリスクを高めます。
逆に、かなり大きめのステッカーを注文する方もいらっしゃいますが、これも大きな間違いです!
大は小を兼ねるのも事実ですが、基本的に痛車ステッカーはキャラクターや文字といった、切れたくないデザインが含まれているので、ステッカーサイズをとりあえず大きくしたステッカーは、実際に施工をした際に大きく切れてしまう危険性があります。
このようにボンネットやリアガラスといったある部分全体を覆いたい場合は「持ち手分を足したサイズで痛車ステッカーを注文する」事がポイントです。
また、もう一点勘違いが多いのが、注文するステッカーは施工箇所の形状に合わせて作ってもらえるという勘違いです!
「バイクのアッパーカウルに貼るので、そのカウルの形状にステッカーをカットして制作してもらえますか?」といったお問い合わせが本当に本当に多いです。
が!
そもそも痛車ステッカーはプロテクションフィルムとは違い、「ラッピング=巻き込んで貼る」必要があります。
よって、必ず痛車ステッカーはジャストサイズやその施工箇所の形状に合わせてカットしたものではなく、持ち手分を含めたサイズで制作し、施工が完了した後に余分な箇所を切り落とします!
「ステッカーの持ち手分はどのぐらい必要?」といったご質問がありますが、これはステッカーのサイズや貼る箇所によって異なります。
ご参考までにですが、わたくしがデータを作る際は、大きいサイズのステッカーの場合「上下左右プラス5cm」、小さいサイズのステッカーや平らな箇所に施工をする場合は「上下左右プラス3cm」追加しています。
持ち手分を多めに取ることは◎ですが、その持ち手部分に切れたくないキャラクターや文字は配置しないようにご注意下さい!
痛車ステッカーの別貼り?
最後にお伝えする痛車初心者あるある中の、もう本当にあるあるなあるあるですが、、、←
痛車初心者の方は、ステッカーを「別貼り」、言い換えるなら「重ね貼り」できるということをご存知ない方が多いです。
よって、どんなデザインでもなんとか一枚のステッカーとして制作されようとされます。
「別貼り」とはその言葉の通り、単体でステッカーを作り、既に貼ったステッカーの上にステッカーを重ねて貼ることです。
痛車初心者の方でここまで大きくDIYされる方は、ほぼいらっしゃいませんし、おすすめできないわけですがw、例えばこちらのサイドスカートにあるイラストレーター様のお名前とサインはステッカーが別貼りされています。
特に、背景のオリジナルデザインを作る【デザイン制作】というオプションでは、車体にピンポイントピンポイントで、本当に細かくデザインを配置していきます。
痛車デザイン制作
よって、我々も「どうしてもここになくてはならないデザイン!」「必ず水平に貼りたいデザイン!」といった場合は、ステッカーを別貼りする事が多々あります。
経験的に!
よく痛車初心者の方でデザインをご自身で作られた方のデータを確認すると、下の画像のように、長方形のデータにとにかくキャラクターや文字を目一杯敷き詰めます!!!
長方形のお弁当箱に、これでもかってぐらい美味しそうな具材を詰め込むイメージです!!←
しかーし!
忘れてはいけないのは、痛車ステッカーを貼る車体というのは、真っ平という箇所は一切ありません。
人間の体と同じく、車体は必ず丸みを帯びていますし、「ウィンドウ」「ドアノブ」「ヘッドライト」といったように数多くの障害物があります。
先ほどのデザインをボンネットに合わせてみると、、、
オーマイゴゴゴゴ、ゴッド!!!!!
思いっきりキャラクターと文字が切れました!!!!涙
上の例では、キャラクターや文字を、データの端に目一杯配置したこともよくありませんでしたが、実際のボンネットの縦横比を考慮せずデータを作っていたことも失敗の要因です!
データを実寸サイズで作れない方でも「ボンネットは横長で上の中央部分は大きく凹んでいるな!」と考慮して頂くだけで、大きな失敗は防げます!
ご自身で細かく車体を採寸頂き、細かくサイズを確認した上でデザインされたという方は問題ありませんが、もし「こんな感じ」でデザインされると、間違いなくキャラクーや文字といった切れたくない要素が綺麗に切れます←
なので!
特に痛車初心者の方は、「文字は別にステッカーを作って、キャラクターを貼った上に別貼りをする」といったように、どうしても切れたくないパーツは別のステッカーとしてステッカーを制作頂くことをおすすめ致します。
よく痛車を理想通りに作れるかどうかは、施工に全てがかかっていると思われる方がいらっしゃいます。
が!
個人的な意見としては、理想通りの痛車ができるかどうかは、施工する前の段階…つまりステッカーを作るまでに6〜7割かかっていると思います!
どれだけ失敗のリスクを下げて、どれだけ施工を楽にしてあげれるかどうか。
これを意識しているのとしていないのでは、結果が大きく異なってきます。
ちょっと余談ですが、別貼りステッカーを作る際、どのように注文すればいいか分からないというお声を時々頂きます。
例えばキャラクターと文字を分けてステッカーを貼られたい場合は、それぞれの画像を分けて添付頂き、それぞれのご希望サイズをお見積もり・お問い合わせフォームにてご連絡頂ければ◎です!
まとめ:知らず知らずでステッカーを作ると致命傷に…!
痛車作り初心者の方に「これだけは事前に知って頂きたい!!!」というポイントを、しっかりご紹介させて頂きました!
上のポイントを知らずにステッカーを作ってしまうと、理想とは程遠い致命的な失敗に繋がる恐れがあります。。。
「うひょ〜!痛車作りって色んなことを考える必要があるのね、、、!」とビクビクしてしまった方もいらっしゃるかも知れませんがw、痛車作りも準備していれば憂いなしです!
痛車作りは、皆さま作ろうと決断してからは、とにかく急がれます。笑
わたしも何か決めたからには早く行動したくなっちゃうタイプなので、皆さまの気持ちも重々理解できますが、どうせ作るなら皆さまに理想的な痛車を作って欲しい…!!
それが我々痛車ステッカー製作専門店チームの心から願うところであります(^^)
痛車作り初心者の方に向けたブログはまだまだあります!
是非合わせてチェックしてみて下さい♪